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⑥国際電話でレベルチェック!

☆3月25日(火)☆

この日,Sちゃんと新宿で会っていたわたし.留学に持っていくものを買いたかったので,一緒に100円ショップに行く.前の日から,韓国から携帯のほうに電話がかかっているようだ(しかも,発信番号がばらばら).わざわざ韓国からいたずら電話なんて,ひまだよね,っていうか不気味だな,っていう話をしていたら,電話が鳴った.

取ってみると,日本語で「ソガンデのオハクタンです.あの~,2週間前までにプレイスメントテストを受けなきゃいけないんですけど」とのこと.「そんなの聞いてません」と言うと(ほんとに聞いてないのだ),「そうですか,いつくるんですか,韓国に」とか言ってる間に電話が切れてしまう.

もう一度かかってきたと思ったら,今度は韓国語だ.どうも事務のウ先生らしい.「それで,今から面接試験を受けて欲しいんだけど」ときた.「今外にいて,すごく周りがうるさいんで,困るんです.受けられません.来週には行くので,それじゃダメですか」と言ったら,「だいじょうぶ,だいじょうぶ,それだけしゃべれれば平気だ」とか言う.おいおい,出たよ,ケンチャナヨ精神!全然大丈夫じゃないんだけど.

押し問答の末,4時までだったらテストを受けられることが判明.いったん家に戻ってからテストを受けることにする.せっかくSちゃんと楽しい時間を過ごしていたのに,途中で帰らなくてはならなくなった.でも,すごく頭のなかがこんがらがってて...冷静になりたいから,コーヒー飲んでいこうよ,と提案.一緒にコーヒーに付き合ってもらう.だって,来週だと思ってた試験がいきなり今日になるなんて.もう,どうとでもなれ,である.

4時前に家に到着.連れ合いにひとしきり電話でぐちる.まだ心の準備が出来てないので,お湯を沸かして,ペパーミントティを一杯.さて,試験を受けるか,というわけで,ソガンデオハクタンに電話.

すぐに先生に替わって,電話面接がスタート.「ソンハミ オットッケ デセヨ?」(お名前は何とおっしゃいますか?)から始まって,だんだん話が難しくなってくる.韓国人の友達がいるかどうか,その友達の性格を描写しろ,などなど.
終わる頃には息も絶え絶えである.電話の間じゅう,ずっと韓国語で考えなくてはならないのだから...

最後に何かありますか? と言われて,「3ヶ月しかいられないので,自分の実力より少し上で勉強したい」と伝える.先生には,「かなり話せると思いますよ」と言われ,ちょっとほっとする.しかし,ウ先生は「筆記は来てからでいいよ」と言ってたのに,面接をしてくれた先生は「自己紹介をファックスで送って」とおっしゃる.「ウ先生はあとで直接学校に来て受けて」と言った,と伝えたが「そう...でも,今送ってくれると嬉しいわ」とおっしゃるので,「はい」,というしかないでしょう.結局,明日でもいいわよ,との先生のお言葉に甘えて,次の日,コンビニから送る.

友達に確認したところ,どうやらこれで試験は終わったらしい.あとは,開講当日,学校でクラス分けが発表されるのを見ればいいというわけ.はああ,気が抜けた...


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